2025.04.22タニシの家づくりのご紹介②
タニシの家づくりのご紹介②
前回の投稿で、とっとり健康省エネ住宅「NE-STな家」について簡単にご紹介させていただきました。
今日は、その中で株式会社タニシがご用意している「T-G2レベル」についてご説明いたします!
NE-STでは、断熱性能、気密性能が3段階のレベルに設定されています。
T-G2レベルとは、その中の2番目のレベルであり、
鳥取県ではこのT-G2レベルを「経済的で快適に生活できる推奨レベル」としています。
T-G2レベルの家では、断熱性能UA値が0.34と定められていて、これは国の省エネ基準の2倍以上の高性能の数値となっています。
また、国の省エネ基準にはない気密性能の基準もあります。
基準は「c値1.0㎤/㎡」以下です。
気密c値とは住宅の気密性能を表す指標で「相当隙間面積」を意味します。
具体的には全体の隙間面積(㎤)を延床面積(㎡)で割った数値のことで、この数値が小さいほど気密性能が高いことを示します。
例えば、延べ床面積が132㎡(40坪)の住宅でc値が1.0の場合、隙間面積は132㎤(はがき1枚分)となります。
C値が0.5なら隙間面積は66㎤(はがき約0.5枚分)です。
気密性能が高い住宅は、以下のようなメリットがあります。
・冷暖房効率が向上し、省エネルギー効果が期待できる
・室内の温度や湿度が安定し、快適な住環境を実現
・結露やカビの発生を抑え、建物の耐久性を向上
・外部からの花粉や黄砂、PM2.5などの侵入を防ぐ
これだけのメリットがあるので鳥取県も基準として設けているのですね
いくら断熱性能が良くても、気密性能が悪かったら上記のメリットはすべて実現できません。
断熱性能と気密性能はどちらも欠けてはならない大切な性能なのです。
参照元:鳥取県生活環境部くらしの安心局住宅政策課
次回は、断熱性能についてご紹介します。